デイブレイカー @福山コロナシネマワールド [映画(た)行]
満足度 ★☆
今回は、ブレーカーズつながりということで、管理人がDAIGOさんになりきってレヴューしてみましょう。
みなさま、明けましておめでとうございま うぃっしゅ!
あのぉ~、はっきり言っちゃっていいスか?
最初の設定は面白いんスけどぉ、ハンパなく強引な展開だしぃ、最後のツメもいい加減なんでぇ、ガチでB級臭さが好きだって人以外にはぁ、あまりすすめられないっスね。
そもそもぉ、原題の「デイブレイカーズ」からぁ、「ズ」を省いてしまうセンスがぁ、信じられないと思うんっスよね。オレたち「BREAKERZ」もぉ、最後の「Z」にはこだわってんスけどぉ、これ省かれちゃったらぁ、マジ腹立ちますもん。
やっぱり、こういう口調って疲れるので、普通に戻りますね。
一匹のコウモリから始まった感染症により、人類のほとんどがヴァンパイアになってしまった近未来。常に人間の生き血を補給しないと生きてゆけないヴァンパイアたちは、残り少なくなった人間を捕獲し、飼育することによって生き血を確保していたが、ついに人間の比率が全人口の5%しかなくなり、深刻な生き血不足に陥っていた。
主演のイーサン・ホークは、代用血液の開発に従事する研究員の役。このところ頼りない役の多かった彼も、今回はなかなかカッコいい。もちろん彼もヴァンパイアで、既に300年以上生きているという設定だが、たしか今は2019年って言ってなかったか?
全体を通じて科学の「か」の字もないような稚拙なシナリオ。
たとえば、街のコーヒーショップではコーヒーに人血を混ぜて飲ませているが、人血不足のために混ぜる割合を減らしたら暴動が起きてしまうというくだりがある。
熱いコーヒーに血液を入れたらどうなる?
蛋白の熱凝固って習わなかったか?
それ以外にも思わず首をひねってしまうところが多々あり、製作者たちの科学的センスの無さに呆れてしまう。いくらサイエンス・フィクションでも、科学の基本を無視しちゃダメだろう。
それに、途中からゾンビ映画みたいになってしまうところもおかしい。
ヴァンパイアちゃうんかい! ゾンビやったんかい!
おそらく、近未来の食料難を描いた映画「ソイレント・グリーン」
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