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ミレニアム2 火と戯れる女 / ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士   @シネマ・クレール [映画(ま)行]

ミレニアム.jpg
ハードボイル度 ★★★★★
満足度      ★★★★

リスベット かっけ~! まさにその一言に尽きる。

前作のレヴューでも書いたように、このシリーズはリスベットというキャラクターを登場させたことで、成功は約束されたようなものだ。パンク&ゴシックなヴィジュアル、ストイックなライフスタイル、天才的なハッキング能力、どれも突き抜けてカッコいい。

今回はシリーズ2作目と3作目が同時公開となったため、あわせて4時間半の長丁場だ。観る前に気力と体力をつけておかなくてはならない。ということで、「およべ」のエビ天おろしうどんを食べてから臨むことにした。

「およべ」というのは、岡山市表町一丁目にあるうどん屋。
http://r.tabelog.com/okayama/A3301/A330101/33002859/
およべ.jpg
アーケードの一本西の細い路地にあり、間口は一間ほどしかないので、よほど注意していないと見落としてしまうが、恐るべきポテンシャルを秘めた店なのだ。
メニュー.jpg
見よ、このメニューの多さを。これらすべてに「熱いの」と「冷たいの」があり、「うどん」と「そば」も選べて、大盛りと中盛りあり。さらに、トッピングは客の意のまま。「かもなんばん に 揚げ と あられ をトッピングで。」みたいな超わがままなオーダーも可能。200円プラスで丼ものメニューの中から半丼(半分量の丼)を付けることもできる。いわば、岡山うどん界の千手観音とでも言うべき店なのだ。
うどん.jpg
で、私の大好物である「エビ天おろしうどんの冷たいの」。
稲庭うどんをベースに、エビや野菜の天ぷら、だし巻き卵、かまぼこ、煮しいたけ、薬味をトッピングし、冷たいダシがぶっかけてある。中心に盛られた生姜添え大根おろしの辛味が喉から鼻にツーンと抜けて、気合の入ること間違いなしだ。

ちなみに、清輝橋にある姉妹店にも同じメニューがあるが、ベースが普通のうどんなので問題外。ここは稲庭うどんでないと絶対にダメだ。ぶっちゃけ、天ぷらは清輝橋店の方が美味しかったりするのだが、表町本店は、フレッシュトマトの天ぷらなどという、とんでもない変化球を投げてくることがあり、店の雰囲気ともども捨て難い味があって、私は本店の方が好きだ。

おっと、ローカルなグルメレポートはいい加減にしておいて、映画の話。

スウェーデン映画だから、当然セリフはスカンジナビア語で話されている。語感が東北の言葉に似ているのは、寒いから口をあまり開けないで喋るせいかもしれない。「ありがとう。」は " Tack." らしい。" Thank you." を縮めたような感じ。やはり東北弁に似ている。

いちおう三部作は終了したわけだが、ちょっと待てよ、背中の刺青の秘密がまだ明らかになってないぞ。エンディング直前にミカエルが「ちゃんと連絡くれよ。また必ずな。」と言っていたから、もしかしたら続編をつくるつもりかもしれない。

もう一度リスベットに逢えるなら、続編は大歓迎だ。


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