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おおさか街歩き   @晴明通り [日記]

天王寺七坂めぐりが思いのほか早く終わったので、阿部野に移動しました。稀代の陰陽師 安倍晴明ゆかりの地です。

実は一つの目的がありました。昨年亡くなった正やん(桑名正博さん)の生まれ育った土地がどんなところか、ひと目見ておきたかったのです。

天王寺から「チン電」こと阪堺電車に乗り、東天下茶屋を目指します。
「てんかぢゃや」ではなく「てんがちゃや」、濁音の付き方がちょっと変。
江戸っ子が「あさひしんぶん」を「あさしひんぶん」と言うようなものでしょうか。
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線路に生えたペンペン草と派手なラッピングのレトロな電車がツボです。
向こうに見える あべのハルカスの異様な高さとのコントラストも面白い。
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駅を降りると昭和レトロな玉突屋さんの残滓が。
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せっかくだから少し戻って安倍晴明神社を訪ねておきます。
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あらら、この道は熊野街道(紀州街道)でしたか。
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歴史ある街道沿いだけあって、立派な旧家があちこちにあります。
商家によくある「うだつ」を模した装飾塀を持つ家。
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また東天下茶屋に戻り、晴明通りを西に向かって歩きます。
この辺りも古い街並みのようで、贅を尽くした豪邸があちこちに。
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ファサードに銅板を張るのが大阪の豪邸によくあるパターンです。
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この家なんか、雨戸の戸袋に銅板細工を施してあります。粋ですね。

さて、①晴明通り沿い②700坪の敷地③今はマンションが建っている、という3つの手がかりから、正やんの生家跡を捜していると、どうやらここらしいという場所が確定できました。
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桑名家のものだった(?)門と日本庭園がそのまま残されているようです。
少し引いて見ると、いかに広大な敷地であったかかがよくわかります。
谷村新司さんがアリスとしてデビューする前、正やんの実家の蔵でメンバーと共に練習を重ねたというのは有名な話です。かつて谷村さんもここに通ってきていたのでしょうか。

さらに西へ歩くと、正やん行きつけの蕎麦屋さんがありました。どってことない普通の店ですが、藤山寛美さんや京 唄子さんも常連だったそうです。冷やしうどんを食べてみましたが、いたって普通でした。
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聖天坂から再びチン電に乗って天王寺に帰りました。
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