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ソルト   @TOHOシネマズ岡南 [映画(さ)行]

SALT

















満足度 ★★★☆

タイトルを見て、たいていの人は ♪さしすせ そ~るとぉ~♪ の方を連想するだろうが、それは違うと思う。

これは東西冷戦に基づいた話である。今さら冷戦の話?と思うかもしれないが、先週放映されたTV番組で、ミハイル・ゴルバチョフが、「冷戦はまだ終わっていないのです。」と言っていたから、あながちあり得ない話ではない。ソヴィエト連邦は崩壊したものの、米ソ両国の軍事費は減るどころかむしろ増えているという。

だから、SALTという主人公の名前は、1970年代にアメリカとソ連との間で交わされた核兵器削減戦略兵器制限交渉(Strategic Arms Limitation Talks)に由来しているとみるべきだろう。

アンジェリーナ・ジョリーは、女性版ジェイソン・ボーンを体を張って好演している。肌を露出する場面もあるので、彼女の体のいたるところにあるタトゥーが映らないようにするのが大変だったろうに、と余計なことを考えながら観た。

こういう作品は、あまり深く考えず純粋にアクションを楽しめばいいと思う。高速道路を走っている車の屋根から屋根へ飛び移ったり、消火器とパイプ椅子で小型爆弾を作ったり、そんなのありえね~と思いながらも、大いに楽しんだ。

「堕天使のパスポート」のキウェテル・イジョフォーが、出番こそ少ないものの、けっこうオイシイ役をさせてもらっている。普段はカタブツだけど大事な時にはものわかりのいい人になる、という役に彼は最適だ。

スタッフロールを見ていて、スタントマンのトップにダニー・アイエロ3世の名前を見つけた。「ハドソン・ホーク」や「レオン」でシブい演技をみせていた名バイプレイヤー、ダニー・アイエロの息子さんだと思う。息子の活躍に、さぞかし親父さんも目を細めていることだろう。

あのエンディングだから、当然続編は作られるらしい。本作で最初に主役をオファーされていたトム・クルーズが続編ではアンジーと共演するという話もあるが、それはどうかと思うぞ


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コメント 2

でかのすけ

私の全身には…BCGぢゃなく母からの歯形、根性焼き等々の♪愛情たっぷりの「タトゥー」入ってます♪←自慢気o(^-^)o
by でかのすけ (2010-09-25 17:10) 

でかのすけ

あっらぁ?消火器でなくとも、花火バラして…パイナップルとか…。エアガンとBB弾で、トカちゃんモドキって…。十中八九.NG(笑えない?)ですか?←ちょっと、至急、必要―ーナイデス(*^m^*) 秘密!
by でかのすけ (2010-10-01 19:59) 

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