セイフ ヘイヴン [映画(さ)行]
満足度 ★★★☆
ワケありのヒロインが逃避行の途中ふと立ち寄った街で恋におち、新しい人生を見つけてゆくお話です。内外のレヴューで酷評されているようですが、私はそれほど悪くはなかったと思います。
なぜなら、ラブストーリーに必要な三要素をちゃんと満たしているからです。その三要素とは、①ヒロインが美しくて相手役もイケメンなこと、②背景となる映像がきれいなこと、③音楽が素敵なこと、です。この作品はその点で何ら不足を感じません。
おそらく、サスペンス的な要素を織り込み過ぎ、最後にファンタジックな仕掛けを用意したことが、ストーリー重視の映画ファンには、あざといと受け取られてしまったのかもしれません。映画というものは、脚本、演技、映像、音楽の総合芸術なので、そのどれを重視するかで評価が分かれて当然です。
私は、音楽を重視するタイプなので、この作品を充分楽しめました。
なにせ、オープニングがトリスタン・プリティマンの "Say Anything"、クロージングがコルビー・キャレイの "We Both Know" でしたから。
Tristan Prettyman "Say Anything"
COLBIE CAILLAT ft GAVIN DECRAW ”We Both Know”
ひとつ不満があるとすれば、せっかく唄って踊れるジュリアン・ハフをヒロインに起用したのに、最後まで唄もダンスも披露させなかったことでしょうか。いっそセリフまわしもミュージカル仕立てにすればよかったのに、なんて考えましたが、それじゃまるで「マンマ・ミーア!」になっちまいますかね?
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