シーズン15日目 @ユートピアサイオト(MOSS試乗会) [スノーボード]
MOSSの試乗会があるということで、広島のユートピアサイオトへ。
来季はこのようなラインナップとなっているようです。
アルパインボードはこちら。フルメタルボードのRAYSにそそられます。
前の晩から降り続いた雨のためバーンがシャバっており、ゲレンデの人手もかなり多いため、アルパインボードの試乗はあきらめてフリースタイルボードにだけ試乗しました。
まずは来季導入候補の最右翼、TWFDから。
グラフィックがとてもカッコいいです。赤と緑の迷彩柄ですが、ミリタリー臭さは微塵もなく、凝った装飾文字が前後に入っていて、中世ヨーロッパのイメージ。このデッキデザインだけでも買う価値ありです。
TWISTERのメタルなしヴァージョンということなので、フレックスはソフトです。しかし柔らか過ぎるというわけではなくて適度な粘りも併せ持っており、やや荒れたバーンでも独特のクニャクニャ感で安定走行できます。これまでアルパインボードでは行けなかった山頂の急斜面も難なくこなせました。TWISTERをオートマチック車だとすると、TWFDはマニュアル車でしょうか。よりダイレクトに操作感を味わえるという点で、自分としてはこちらの方を選びたいです。
次はTWISTERおよびTWFDと同じシェイプのMAJEST、カタログでは紫のトップシートとなっていますが、サンプルボードなので白のままです。真ん中にジャックダニエルズのようなロゴがあるんですが、ここはデッキパッドを貼る所ですから、せっかくのデザインが台無しになります、もう少し工夫してほしいです。
ボーダークロス用ということで、アイシーな急斜面でもエッジが抜けないように、エッジ部分だけが「コ」の字状に張りだしています。これにはもう一つの狙いがあって、ボード中心部の剛性を高めることにも貢献しているということです。滑ってみると、板を踏むたびに「ガッ」っとバーンを噛んで、たしかにエッジの効きがハンパないです。シャバ雪でもこんなに噛むんですから、ハードパックなバーンだと尚更でしょう。これはこれで捨て難い乗り心地です。
そしてやっぱりはずせないREVOLVERです。デッキデザインは骨董品の壺みたいで全然イケてません。真ん中をこするとジーニーが出てきそう。
乗り心地は質実剛健そのもの。「言われたことはきっちりこなします。でも、指示されないことまではしませんよ。」という、勤続30年のベテラン公務員みたいな感じ。これまで同様テクニカル志向の人をターゲットにしているのは明らかです。
今回最も楽しかったのがSNOWSTICK U4です。25年前まだスノーサーフィンと呼ばれていた頃と同じデザイン。単なるプラスチックの板だったスノーサーフィンにエッジを付け、現代のテクノロジーを注入して蘇らせたMOSS渾身のシリーズです。
「パウダーボードのように後ろに乗らず、普通に乗ってくださいね。」という助言に従って、まず通常の板と同じ乗り方をしました。ちゃんとエッジは立つし、ボード自体が軽いので、とても軽快に動きます。少し後ろに乗ってみると、テールが短い分クルクルとよく回ります。いろんな乗り方ができて、雪遊びの原点を思い出させてくれるような、乗ってて楽しい板です。この「楽しい」ということは重要なことです。もしもシーズン中1本だけしか乗ってはいけないと言われたら、躊躇なくこれを選びますね。
いろいろ乗せてもらって感じたのは、MOSSの板はどれも完成度が高いということです。しかも乗り手の要求に応じたバリエーション豊かなラインナップもある。あまりに選択肢があり過ぎて迷ってしまう、そんな贅沢な悩みを持てることの幸せに大満足の一日でした。
来季はこのようなラインナップとなっているようです。
アルパインボードはこちら。フルメタルボードのRAYSにそそられます。
前の晩から降り続いた雨のためバーンがシャバっており、ゲレンデの人手もかなり多いため、アルパインボードの試乗はあきらめてフリースタイルボードにだけ試乗しました。
まずは来季導入候補の最右翼、TWFDから。
グラフィックがとてもカッコいいです。赤と緑の迷彩柄ですが、ミリタリー臭さは微塵もなく、凝った装飾文字が前後に入っていて、中世ヨーロッパのイメージ。このデッキデザインだけでも買う価値ありです。
TWISTERのメタルなしヴァージョンということなので、フレックスはソフトです。しかし柔らか過ぎるというわけではなくて適度な粘りも併せ持っており、やや荒れたバーンでも独特のクニャクニャ感で安定走行できます。これまでアルパインボードでは行けなかった山頂の急斜面も難なくこなせました。TWISTERをオートマチック車だとすると、TWFDはマニュアル車でしょうか。よりダイレクトに操作感を味わえるという点で、自分としてはこちらの方を選びたいです。
次はTWISTERおよびTWFDと同じシェイプのMAJEST、カタログでは紫のトップシートとなっていますが、サンプルボードなので白のままです。真ん中にジャックダニエルズのようなロゴがあるんですが、ここはデッキパッドを貼る所ですから、せっかくのデザインが台無しになります、もう少し工夫してほしいです。
ボーダークロス用ということで、アイシーな急斜面でもエッジが抜けないように、エッジ部分だけが「コ」の字状に張りだしています。これにはもう一つの狙いがあって、ボード中心部の剛性を高めることにも貢献しているということです。滑ってみると、板を踏むたびに「ガッ」っとバーンを噛んで、たしかにエッジの効きがハンパないです。シャバ雪でもこんなに噛むんですから、ハードパックなバーンだと尚更でしょう。これはこれで捨て難い乗り心地です。
そしてやっぱりはずせないREVOLVERです。デッキデザインは骨董品の壺みたいで全然イケてません。真ん中をこするとジーニーが出てきそう。
乗り心地は質実剛健そのもの。「言われたことはきっちりこなします。でも、指示されないことまではしませんよ。」という、勤続30年のベテラン公務員みたいな感じ。これまで同様テクニカル志向の人をターゲットにしているのは明らかです。
今回最も楽しかったのがSNOWSTICK U4です。25年前まだスノーサーフィンと呼ばれていた頃と同じデザイン。単なるプラスチックの板だったスノーサーフィンにエッジを付け、現代のテクノロジーを注入して蘇らせたMOSS渾身のシリーズです。
「パウダーボードのように後ろに乗らず、普通に乗ってくださいね。」という助言に従って、まず通常の板と同じ乗り方をしました。ちゃんとエッジは立つし、ボード自体が軽いので、とても軽快に動きます。少し後ろに乗ってみると、テールが短い分クルクルとよく回ります。いろんな乗り方ができて、雪遊びの原点を思い出させてくれるような、乗ってて楽しい板です。この「楽しい」ということは重要なことです。もしもシーズン中1本だけしか乗ってはいけないと言われたら、躊躇なくこれを選びますね。
いろいろ乗せてもらって感じたのは、MOSSの板はどれも完成度が高いということです。しかも乗り手の要求に応じたバリエーション豊かなラインナップもある。あまりに選択肢があり過ぎて迷ってしまう、そんな贅沢な悩みを持てることの幸せに大満足の一日でした。
いやー、凄く分かり易くて的を射たインプレありがとうございます。
「勤続30年のベテラン公務員みたいな」
↑これ、今季のリボルバーに乗ってる自分も思わずウンウンと頷いてしまいます。
ウチのスタッフによると、来季のリボ(=Kenさんが試乗されたリボ)は
今季のよりさらに良く仕上がってるらしいです。
Kenさん買いですよねー。
壺ですけど(笑)
by あくせる (2014-03-03 15:16)
リボいいですね~
これを選んどけば間違いない、みたいな存在です。
これまでのグラフィックが派手過ぎたんで、ちょっと
自粛しましょう、って感じなんでしょうか?
TWFD、迷彩柄ですよ、あくせるさんの大好きな。
あのクニャクニャが堪りませんよ、いいっすよ~
U4に乗ってから、あの楽しかった感覚が頭から
離れません。U4に恋をしてしまったのかも…
by Ken (2014-03-03 16:53)
MOSSの試乗会参考になりました。今期リボルバー購入して良かった。来期モデル20年前のデザインですな。男のリボルバーをイメージしたらこんなんなりましたーて感じですかね。刀の今期モデルみたいに黒ラメにすれば良かったのに・・あきらかに外してます。笑
来期は、事情があり息子の板が刀の167に変わります。来期モデルは、デッキに三日月が追加されるみたいですね。(爺情報)
21日からの連休は栂池ですけど爺が営業していれば爺に行きましよう。どら七さんも調整してくれるはず、たぶん、おそらく・・笑
今週の爺は今シーズン最後の勘違いバーンが発生しそうな様子。是非、爺にお越しください。
by Y谷 (2014-03-03 21:43)
今年のリボ買っといて良かったですね~
派手すぎず地味すぎず、バランスとれてます。
板の性能はまだまだ進化してますね。
今週も来週も遠征ができませんので、連休を
楽しみにしています。よろしくお願いします。
みんなで楽しみましょう。
by Ken (2014-03-03 22:46)